驚く男性

自毛植毛の課題と将来性

自毛植毛は、採取できるドナーに限りがあるので、薄毛が気になる箇所に移植できる髪の量には限界があります。
けれども、毛根の組織培養技術が期待されていますが、それでも効果の不確実性や安全性の確認といった課題が残されています。
とはいえ、自毛植毛の技術も進歩しているので、それに伴って組織培養技術が実用化される可能性が高まりつつあります。
そのため、組織培養技術が実用化されれば、自毛植毛と併用して使うことができると期待されています。
診療ガイドライン
ちなみに、自毛植毛は薄毛治療の診療ガイドラインで、勧められるという評価を得ているので、根拠がなくても自毛植毛を勧めることができます。
また、日本ではあまり広まっていない自毛植毛は、1800年代から脱毛の治療に皮膚移植が提案され始めています。
1930年代に日本でも自毛植毛の研究が行われていましたが、戦争のため世界に自毛植毛が広まることはありませんでした。
けれども、1939年に奥田正二医師が発表した研究の成果により、20年後に男性型脱毛症の治療法として自毛植毛が広まることになります。
なぜなら、1959年にアメリカのノーマン・オレントライヒ博士により、自毛植毛の幕開けとなったからです。
男性型脱毛症の治療法として、自毛植毛の課題が克服されれば、組織培養技術も取り入れられる可能性が高いとされています。